この梅雨は気温変化・冷たい飲食で胃腸に負担がかかり身体が重だるくなる時にこそお灸!

金沢市太陽が丘 輝く女性のためのエクラ鍼灸院 ひろみ院長です。今年の梅雨は長梅雨と言われています。気温も低く湿度も高くジメジメしています。

エクラに来院される方も、身体がおもだるい、眠りが浅く夜何度も目が覚めるなど身体の不調を訴える方が多いです。

お灸のせんねん灸のHPより、この時期の記事をご紹介しますね。https://www.sennenq.co.jp/

梅雨寒で暑くなったり寒くなったり

「梅雨寒」という言葉もある通り、梅雨独特の気圧配置の気まぐれでおこる、突然肌寒い日がやってきたり、一転して真夏日がきたりと目まぐるしい天候の変化にカラダもとまどいがちの日々がつづくのが梅雨の気候なのです。

カラダは夏仕様になっているのに冷える

ヒトのカラダも夏仕様に。毛穴が開き余分な熱を放出しやすいカラダに変っています。しかしエアコンのきいた暮らしでは、逆に冷気がカラダの中に入りやすくなりカラダが冷え、又、冷たいもののとり過ぎで胃腸の働きも低下。夏風邪の原因に…。

季節の移り変りにあわせて、カラダのバランスがうまく調整できれば風邪をひくことはありません。では、なぜ夏風邪をひくのでしょうか?

夏仕様のカラダは汗をかいて熱を逃す

夏は暑さをしのぐために、汗をかいて体温調節をします。汗をかけないと、カラダに熱がたまり、のぼせる。すなわち熱中症になってしまいます。

体温調節だけで体力を使い、冷飲食で胃腸に負担がかかり更に体力低下

外出でたくさん汗をかき、室内はエアコンで冷える。場合によっては冷え過ぎるということもあり、夏は体温調節だけでかなりの体力を使います。そして暑さで寝付けない、途中で目が覚めるなど、寝不足になりやすい。冷たい食べものや飲みものを多くとるために、胃腸の働きが低下しやすく、栄養吸収が不十分になり、つかれやすい。その結果、体力が低下して夏風邪をひくというパターンが多いのです。

体力が低下してカラダのバランスがくずれ、自分の力で立て直すことができなくなったとき、はじめて風邪をひくのです。

風邪はカラダが季節の移り変りに順応できなくなったことへの警告ともいえるのですが、その一方で風邪をひくと、ヒトのカラダは全身の免疫力を高め調整機能をリセットしてくれる働きもあります。

体力は栄養をしっかり!胃腸の働きを高めよう

栄養をしっかり吸収して体力低下を防ぐために、胃腸の働きを高めるツボ「中脘」にお灸を続けることが夏風邪予防になります。風邪をひいても軽くスルーできるカラダづくりこそ、季節の変化に無理なく対応できる暮らしかたなのです。

[ 夏至のツボ ] 夏風邪に

中脘(ちゅうかん)

参考 せんねん灸 ツボ二十四節 HPより

この記事を書いた人

Avatar photo

島田ひろみ

エクラ鍼灸院 院長 島田ひろみです。エクラとはフランス語で『輝き』 女性が輝くために東洋医学はりきゅうで身体とこころをサポートします。
当院はささないはりと熱くないお灸を主に使用しますので、初めての方も安心です。

詳しいプロフィールはこちら