郡上産「白い風のショール」の物語 reiwa silk Japan

今日、岐阜県郡上市で助産師さんで鍼灸師さんで養蚕家reiwa silk Japan 代表 加藤祐里さんから荷物が届いた。養蚕のお蚕さんから産まれた手織り絹のショール。

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私が春の養蚕に郡上に行ったブログはこちら郡上八幡は春養蚕と桑畑で桑の実(マルベリー)取り放題とマルシェで大賑わい

去年から郡上での養蚕に見学に行かせてもらって、そのお蚕さんたちの繭からできた織物を見せていただいた時は感慨深いものがあった。お蚕さんは生きている、そして糸のために一生を終え、私たちはその命を糸として受け取り繋ぐ。昔からそうやって繋がっていた養蚕が無くなろうとしていた。

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3年前に廃業した郡上市最後の養蚕農家の小屋に、カイコのクワの葉を「はむ」音が再び戻ってきた。世話をするのは、自然の恵みを生かした手仕事の文化を守り継ごうとする女性たち。経済合理性では説明できない豊かさとは何かを問いかけながら、郡上産の衣作りに励んでいる。新聞より抜粋

立ち上がったのは郡上の女性たち。お金ではない子供達に残したい伝えたい豊かさを100年後も繋げるために。

この度はreiwa silk Japan「白い風のショール」をお買い上げくださり、ありがとうございます。私たちは岐阜県郡上市で養蚕をしています。日本の絹文化を次世代に残すために郡上の自然環境を守って自分達らしい暮らしを大切にした物作りを目指しています。マヤ暦では「白い風」には「伝える」というテーマがあります。このショールをお使いいただく皆さんにもメッセンジャーとして日本文化の良さを伝えてくださることを願っています。ーreiwa silk Japan代表 加藤祐里ー

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織った人は障害福祉サービス事業所「みずほ園」さをり織りの青木仁美さん

この織りができるのは仁美さんだけで、早く効率良く織ることはできませんが世界で二つと同じ柄はありません。たて糸には「さをり織り」シルク100%の糸を使っています。

郡上で育ったお蚕さん

横糸の一部に使われているボコボコした太い糸は郡上で育てた繭を使っています。岐阜県の繭は三味線や琴など和楽器の弦になります。出荷できない「くず繭」を真綿にして糸を紡ぎました。

もみの木トレーは郡上産もみの木を使って職人さんが

この木のトレーはベテラン木工職人さんが白いショールのために作ってくれました。もみの木は古来から神聖な木として大切なものを収めたり神事に使われてきました。

ハハノテシゴト 草木染め風呂敷

養蚕を手伝ってくれている郡上の手仕事ママサークル「ハハノテシゴト」さんが染めてくれた風呂敷です。自分らしい働き方を求めて子供と一緒に植物を採り、火を起こし、薬品を使わず何時間も煮出して心を込めて染めてくれました。

養蚕から受け取るもの それは人それぞれ

祐里さんが養蚕を始めたらしいね。それは数年前聞いた話。「養蚕?」それは昔々の話だと思っていたが、よく聞くと最近まで郡上では行われていた産業だった。自分が小学生の頃、学校の廊下でお蚕さんが飼われていたのを一度見たくらいだ。あの白くてうねうねした姿は小さい頃びっくりした記憶がある。

どちらかというと苦手なタイプだ。でもとても興味深い。だったら見に行こう!と去年から養蚕見学に行かせてもらっている。聞くのと見るのは行ってくるほど違う!というのは私の持論です。見たことが無い方は見る価値、歴史的価値、自然環境的価値、希少性価値、人間的価値、etcどれも高いと思います。

熱くてあったかい想いが沢山の素敵なものたちはキラキラ輝いています。どう使おう?実際に肌に触れて見ながら思考中ですがエクラ鍼灸院に飾ってありますので是非手にとって見て触ってください。

このショールをお使いいただく皆さんにもメッセンジャーとして日本文化の良さを伝えてくださることを願っています。ーreiwa silk Japan代表 加藤祐里ー

祐里さん!いつも郡上に行った時は楽しい時間を過ごさせてもらってありがとうございます!

この記事を書いた人

島田ひろみ

島田ひろみ

エクラ鍼灸院 院長 島田ひろみです。エクラとはフランス語で『輝き』 女性が輝くために東洋医学はりきゅうで身体とこころをサポートします。
当院はささないはりと熱くないお灸を主に使用しますので、初めての方も安心です。

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